――コモングラウンドがひらく未来
西田豊明 著
四六判並製 408頁
定価:2,530円(本体2,300円)
978-4-7949-7297-2 C0040〔2022年2月〕
アマゾンで購入する 楽天ブックスで購入する セブンネットで購入する |
コモングラウンドを
AIはどう理解しうるか?
「コモングラウンド」とは著者が提唱する概念で、コミュニケーションを取る上で欠かせない相手との共通理解や会話のバックグラウンドのこと。人同士でも齟齬が起きがちなコモングラウンドの構築は、AI(人工知能)とのコミュニケーションとなるとより困難になる。本書では、会話の際に人が行っている行為を解説しながら、それをAIと共有するための技術について、また、人同士の会話をよりスムーズに行うためのAIのサポート技術について、現時点での到達点と今後の可能性を明らかにする。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【目次】
第1章 はじめに
第2章 コモングラウンド概論
第3章 コミュニティのコモングラウンド
第4章 協調作業のコモングラウンド
第5章 会話とともに変化していくコモングラウンド
第6章 会話システム
第7章 AIによる自律エージェント
第8章 シナジー
◇西田豊明(にしだ・とよあき)
1977年京都大学工学部卒業。奈良先端科学技術大学院大学教授、東京大学教授、京都大学教授を経て、2020年より福知山公立大学教授。東京大学・京都大学名誉教授。人工知能とインタラクションの研究に従事し、会話情報学を提唱。主な著書に『人工知能の基礎』(丸善、1999)、『インタラクションの理解とデザイン』(岩波書店、2000)がある。
1977年京都大学工学部卒業。奈良先端科学技術大学院大学教授、東京大学教授、京都大学教授を経て、2020年より福知山公立大学教授。東京大学・京都大学名誉教授。人工知能とインタラクションの研究に従事し、会話情報学を提唱。主な著書に『人工知能の基礎』(丸善、1999)、『インタラクションの理解とデザイン』(岩波書店、2000)がある。