ピエール・ルイス 生田耕作訳
四六判 208頁
定価:1,430円(本体1,300円)
4-7949-2312-0 C0397 〔2003年〕
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フランスのデカダン詩人、ピエール・ルイス。本書は彼の小説の代表作のひとつ。カーニバルの喧噪渦まくセビリャ。青年の前に絶世の美女が現れた。恋に落ちた青年に、旧知の紳士が語ったのは、彼女と紳士自身とが繰り広げた嗜虐と被虐の交錯する愛の物語だった。快楽に墜ちてゆく甘美で残酷な愛を描く不朽の名作。巻末エッセイ・中条省平。