――詩人の父から子どもたちへの45篇の詩
長田弘
A5判上製 176頁
定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-7466-2 C0092 〔2025年4月28日再刊予定〕
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ひとが心の中にもっている問題、もちつづける問題がある。ひとの年齢とは、ひとが心の中にもつ問題の数なのだ。幼な子に話しかけたひらがな詩から、成長した子どもたちに人生の友として贈った詩まで、20年にわたって書きつがれた物語としての詩。路傍の石文学賞(1991年度)・富田砕花賞(1990年度)受賞作。
詩人・長田弘の没後10年にあたり、これまで文庫化されておらず入手困難となっていた本作を復刊する。
〔1990年初版〕
◇長田 弘(おさだ・ひろし)
1939年、福島県福島市生まれ。早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。1965年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。1998年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2009年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、2010年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、2014年『奇跡―ミラクル』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、詩のみならずエッセイ、評論、翻訳、児童文学等の分野においても幅広く活躍し、1982年、エッセイ集『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞を受賞。2015年5月3日、逝去。
1939年、福島県福島市生まれ。早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。1965年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。1998年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2009年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、2010年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、2014年『奇跡―ミラクル』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、詩のみならずエッセイ、評論、翻訳、児童文学等の分野においても幅広く活躍し、1982年、エッセイ集『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞を受賞。2015年5月3日、逝去。