シルヴィア・プラス 著 小澤身和子 訳 川上未映子氏 大絶賛!! 「生きるだけで必死なのに、なぜ人は物語を読むのか。その答えが、結晶のきらめきと、息をのむ密度で書かれている。〈地獄の季節〉は、こんなにもカラフルで輝いて滑稽で切なくて悲しくて強い。すべての人に贈りたい最高の一冊。」 |
ハン・ガン 著 斎藤真理子 訳祝 ノーベル文学賞受賞! ある日突然言葉を話せなくなった女と、次第に視力を失っていくギリシャ語講師の男。ふたりの出会いと対話を通じて、人間が失った本質とは何かを問いかけていく。「この本は、生きていくということに対する、私の最も明るい答え」――ハン・ガン |
ハルノ宵子 著 戦後思想界の巨人と呼ばれる、父・吉本隆明。小説家の妹・吉本ばなな。そして俳人であった母・吉本和子――いったい4人はどんな家族だったのか。『吉本隆明全集』月報の好評連載を加筆・修正し単行本化。吉本ばななとの「姉妹対談」も収録する。
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吉本隆明 著 『吾輩は猫である』『夢十夜』などの漱石の12作品を論じた『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞受賞作)、英国留学と満韓の旅を論じた『漱石の巨きな旅』、新聞雑誌の社会・政治時評を再構成した『吉本隆明のメディアを疑え』などを収める。単行本未収録47篇。第35回配本。
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