鳥海修 著 四六判上製 240頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6928-6 C0095〔2016年7月〕 フォント制作会社「字游工房」の代表にして、書体設計士の著者は、はたしてどのように文字作りの道を目指し、歩んできたのか? 水のような、空気のような書体を目指して活動してきた著者の37 年にわたる文字作り人生を振り返り、未来につなぐ思いを綴る。
中村考宏 著 四六判 272頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-6929-3 C0075 〔2016年7月〕 トレーニング中の怪我で末梢神経麻痺となった著者は、どのようにして足の感覚を取り戻すことができたのか。「からだ」をひとまとまりとしてとらえ、骨格位置を整えることで、身体の各部位の調整や「動き」を知覚する「深部感覚」の調整ができる方法を紹介していく。
〈犀の教室〉 藤井聡 著 四六判 276頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-6824-1 C0095 〔2016年6月〕 規律ある財政政策、デフレ完全脱却で「GDP 600兆円=国民所得80万円増」を達成し、財政健全化を果たせば、日本経済は必ず復活する。J・スティグリッツ、P・クルーグマンら世界の俊英との意見交換を経て、内閣官房参与が提示する、経済再生のシナリオ。
ヴォルテール著 堀茂樹 訳 四六判上製 256頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6927-9 C0098〔2016年6月〕 18 世紀の社会・思想への痛烈な批判を、主人公の過酷な運命に託した、啓蒙思想家ヴォルテールの代表的名作。『悪童日記』(アゴタ・クリストフ)、『シンプルな情念』(アニー・エルノー)でおなじみ堀茂樹の新訳で、1759年発表の古典的名著が今よみがえる!
吉本隆明著 A5判変型・上製 572頁 定価:6,930円(本体6,300円) 978‐4‐7949‐7101‐2 C0395〔2016年6月〕 第1巻には、壮大な思想の出発点を為す、戦前の府立化学工業学校時代、米沢工業学校時代、および敗戦直後の詩や散文を収録する。『和楽路』創刊号に掲載された詩三篇「桜草」「後悔」「生きている」、長編詩「(海の風に)」の初期形「(海はかはらぬ色で)」を初収録。第10回配本。
渡辺京二 著 四六判上製 248頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-6926-2 C0095〔2016年6月〕 最近、世界情勢がどうなっていくのか、日本はどうなるのか、憂国の議論が日本を覆っている。しかし85歳になって自分の一生を得心するにあたって、国の行方など、自分の幸福にはなんの関係もないことがわかってきた。熊本にいて、広く世界を見渡す賢人、渡辺京二の最新評論集。
この6月、『吉本隆明全集』第10回配本である第1巻が発売されます。その刊行を記念し、吉本さんの巨大な業績を振りかえるとともに、そこに残された、現代に接続可能な課題とは何かを探る、そんなテーマの連続講座を開催したいと思います。
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