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『土偶を読む』が、第43回サントリー学芸賞を受賞!

竹倉史人著『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』が、第43回サントリー学芸賞〔社会・風俗部門〕を受賞いたしました。審査員選評ほか、くわしくはサントリー文化財団ウェブサイトをご覧ください。



「異論の共存」戦略

「異論の共存」戦略

――分断を対話で乗り越える

松竹伸幸 著
四六判並製 256頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7277-4 C0031〔2021年10月〕
世界中で分断と排外主義がはびこるいま、必要なのは、異論を認めたうえで対話を重ねる態度! 歴史認識、自衛隊の海外派遣、慰安婦問題、拉致問題……など数々の難題に対して、保守・リベラル双方の対話の場をつくってきた自称「超左翼おじさん」が説く、共存の作法。



コロナ・アンビバレンスの憂鬱

コロナ・アンビバレンスの憂鬱

――健やかにひきこもるために

斎藤環 著
四六判並製 272頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7278-1 C0011〔2021年10月〕
コロナ禍という人類史上希な病理下において、人々の精神を支えるものはなにか? 人と人とが会うことが制限される状況下で、我々はどう振る舞うべきなのか? ひきこもり問題、オープンダイアローグの第一人者が綴る、コロナ禍を生き延びるためのサバイバル指南書。



見捨てられる〈いのち〉を考える

見捨てられる〈いのち〉を考える

――京都ALS嘱託殺人と人工呼吸器トリアージから

安藤泰至 島薗進 編著/川口有美子 大谷いづみ 児玉真美 著
四六判並製 264頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7280-4 C0036〔2021年10月〕
京都ALS嘱託殺人とコロナ禍における人工呼吸器トリアージ問題を通して私たちが直面した、医療がひとの生命を縮めうるという事実。研究者として当事者として支援者として、生命倫理に長らく携わってきた著者たちが結集し、先走っていく世論に警鐘を鳴らす。



水中の哲学者たち

永井玲衣 著
四六判並製 268頁 定価:1,760円(本体1,600円)
978-4-7949-7274-3 C0095〔2021年9月〕
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。さあ、あなたも哲学の海へダイブ! 



みんな政治でバカになる

みんな政治でバカになる

綿野恵太 著
四六判並製 256頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7275-0 C0036〔2021年9月〕
トランプ当選をいまだに信じるひとに、Qアノン信者。世界を操るのはディープステートで、コロナワクチンにはマイクロチップが……。なぜかくもフェイクニュースや陰謀論が後を絶たないのか? それは私たちが「バカ」だから! 最新の進化心理学、認知科学の知見に基づいてその脱出口を探る長編評論。



デカルトはそんなこと言ってない

ドゥニ・カンブシュネル 著 津崎良典 訳
四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7268-2 C0010〔2021年9月〕
「〈我思う、故に我在り〉は大発見」「人間の身体は単なる機械」「動物には何をしたっていい」……ぜんぶ誤解だった! 世界的権威が21の「誤解」を提示、デカルトにかけられた嫌疑をひとつひとつ晴らしていく。硬直したデカルト像を一変させるスリリングな哲学入門。