Archive: Page 74



声をかける

高石宏輔 著 イラスト:岡藤真依
四六判並製 424頁
定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-6969-9 C0095〔2017年7月〕
会社員、美容部員、風俗嬢、ダンサー……クラブで、路上で、女性たちに声をかけ続ける。ナンパは惨めな自傷行為だ。それでも、挑まずにはいられない。人と分かりあうということはどういうことなのか。ナンパを通して辿りついたコミュニケーションの小さな萌芽。



男子劣化社会

――ネットに繋がりっぱなしで繋がれない

フィリップ・ジンバルドー ニキータ・クーロン 著 高月園子 訳
四六判並製 344頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-6968-2 C0036〔2017年7月〕
ゲーム中毒、引きこもり、ニート……いまや記録的な数の男たちが、社会からはじかれている。本書は、行動心理学、社会学、生理学の成果などを駆使しながら、今、若者たち、特に男性にどんな変化が起きているのかを検証していく。



『謎床』の「はじめに」と「おわりに」を公開中

  はじめに ドミニク・チェン  私は、知の巨人とも称される松岡正剛に師事するために、編集工学研究所の門を叩いた。本書は、その出会いの十数時間についてのつまびらかな対話の記録である。  当初、たくさんの問いを脳…



謎床

――思考が発酵する編集術

松岡正剛 × ドミニク・チェン 著
四六判並製 360頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-6965-1 C0095 〔2017年7月〕
越境し続けるIT界の異才、ついに編集工学の門を叩く。変化の背後にある「情報」の本質とは何か。トランプ問題から民主主義、貨幣、アニメ、監視社会から、痛みと生命まで、圧倒的に語り明かす。門外不出、究極の「ヒント集」誕生。



『日本の覚醒のために』まえがき

   みなさん、こんにちは。内田樹です。  本書は講演録です。中身はけっこうばらばらですけれど、全体のタイトルは『日本の覚醒のために』といういささか気負ったものになっています。僕は個人的には「気負う」というのは…



『これからの地域再生』刊行記念 連続トークライブ ※このイベントは終了しました。

『これからの地域再生』は、地域再生の多岐にわたる問題を、中規模都市の繁盛にしぼって議論、気鋭の書き手による試論集です。執筆者の中から、編者の明治大学政治経済学部准教授・飯田泰之さんのほかに、『本当に住んで幸せな街』 の著作がある島原万丈さん(LIFULL HOME’S総研所長)、『「夜遊び」の経済学』を出版したばかりの木曽崇さん(国際カジノ研究所所長)を迎えて、2回に渡り開催。住みやすく、働きやすく、もうかる都市の要件について語りあいます。



日本の覚醒のために

――内田樹講演集

〈犀の教室〉内田樹 著
四六判並製 352頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7031-2 C0095 〔2017年6月〕
グローバリズムに翳りがみえてきた資本主義末期に国民国家はどこへ向かうのか? これからの時代に宗教が担う役割は? ことばの持つ力をどう子どもたちに伝えるか?……日本をとりまく喫緊の課題について、情理を尽くして語った著者渾身の講演集。