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『植草甚一 ぼくたちの大好きなおじさん』内容紹介

植草さんが生まれて100年。この先100年たっても植草さんを忘れない……この本にはそんな特別な思いがこめられています。植草さんがいま生きていたら何を考えているか、生誕100年を機に、各界でご活躍の方々が植草さんについての…



『写真論』30年 近藤耕人

スーザン・ソンタグが初めて来日した1979年は、批評家として、作品批評を伝記的歴史的、あるいは様式的批評から解放・独立させ、作品それ自体にその意味と価値を発現させるというラディカルな姿勢で戦闘的な批評論を展開し、ヴェトナ…



『東京モンスターランド』刊行記念 榎本了壱さん随想

榎本了壱 著 「東京モンスターランド」

◆詩を書く少年がいた 「人類函」という詩を書いたことがある。一辺800メートルの立方体のアクリル製透明人類函(ばこ)に、地球上30億人の生人間(全人類)が次々と入っていき、ひしめき合っている情景から詩は始まる。 遠くまで…



『手のなかのこころ』刊行記念 綿引展子さんに聞く

綿引展子 著「手のなかのこころ」

この9月に、作品集「手のなかのこころ」を小社より刊行した美術作家・綿引展子さんにお話をうかがいました。 どんなきっかけで美術をはじめられましたか? 版画をやっていた友人に「二人展をやろう」と誘われました。私には、画廊を借…



神沢利子さん講演会

第1回 ごらんのとおりの年寄りで、今年(2006年)82歳になりました。 いまどき82歳、まったくありふれた年で珍しくも何ともないのですけれど、年なりに頭も身体もだいぶ弱ってきたようなところがあるので、なるべくきちんと言…



『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』刊行記念 著者インタビュー

書名の由来 この本のタイトルは、先日ヤンゴンで亡くなったジャーナリスト・長井健司さんの「だれも行かない場所には、だれかが行かなきゃならない」という言葉がヒントになってます。長井さんが亡くなったニュースをテレビで見たときに…



『古本暮らし』刊行記念 特別エッセイ

「神保町ライター」という言がありますが、どちらかというと、わたしは中央線沿線の古本屋ばかりまわっているフリーライターです。  このたび『古本暮らし』と題する本を書きました。古本屋通いをはじめたのは高校時代、最初はアナキズ…