神田桂一 著 四六判並製 170頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-47949-7286-6 C0095〔2021年11月〕 2010年代の台湾には、日本の1960年代のように、「自由」を求め自分なりの表現に取り組む熱気が渦巻いていた――。日本の企業社会に嫌気が差し海外放浪の旅に出た著者は、その途上で台湾の対抗文化やDIYシーンの取材にのめり込んでいく。現在進行形の台湾カルチャーを案内しながら、これからの生き方や働き方を考える紀行エッセイ。
飯山陽 著 四六判並製 272頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7281-1 C0095〔2021年11月〕 「アラブの春」は、私たちが思い浮かべる「民主化」や「自由」とはまったく違っていた! 1歳になったばかりの娘を連れて、革命の只中にエジプトの首都カイロに降り立った著者。波乱万丈の日々を生き延びた女性イスラム研究者の日常を描くノンフィクション・エッセイ。
青木真兵 著 四六判並製 256頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7282-8 C0010〔2021年11月〕 注目の在野研究者・移住者・図書館主宰者による土着人類学宣言! 奈良の東吉野村で人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」を主宰する著者が、若手研究者たちとの対話を通じて、「土着の知性」の可能性を考える考察の記録。あたらしい人文知はここからはじまる。
飯塚めり 著 四六判並製オールカラー 144頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7285-9 C0095〔2021年11月〕 「雨の日に気分を明るくしたい」「都会の真ん中でも旅気分を味わいたい」「家に直帰したくない」「落ち着いて打ち合わせをしたい」――そんなとき、どこに行く? これからのあなたを支えてくれる全36軒の喫茶店を、イラストとエッセイで柔らかく処方します。この本を持って、あなたも自分自身に喫茶店を処方してみるのはいかが?
竹倉史人著『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』が、第43回サントリー学芸賞〔社会・風俗部門〕を受賞いたしました。審査員選評ほか、くわしくはサントリー文化財団ウェブサイトをご覧ください。
松竹伸幸 著 四六判並製 256頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7277-4 C0031〔2021年10月〕 世界中で分断と排外主義がはびこるいま、必要なのは、異論を認めたうえで対話を重ねる態度! 歴史認識、自衛隊の海外派遣、慰安婦問題、拉致問題……など数々の難題に対して、保守・リベラル双方の対話の場をつくってきた自称「超左翼おじさん」が説く、共存の作法。
斎藤環 著 四六判並製 272頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7278-1 C0011〔2021年10月〕 コロナ禍という人類史上希な病理下において、人々の精神を支えるものはなにか? 人と人とが会うことが制限される状況下で、我々はどう振る舞うべきなのか? ひきこもり問題、オープンダイアローグの第一人者が綴る、コロナ禍を生き延びるためのサバイバル指南書。
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