安藤泰至 島薗進 編著/川口有美子 大谷いづみ 児玉真美 著 四六判並製 264頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7280-4 C0036〔2021年10月〕 京都ALS嘱託殺人とコロナ禍における人工呼吸器トリアージ問題を通して私たちが直面した、医療がひとの生命を縮めうるという事実。研究者として当事者として支援者として、生命倫理に長らく携わってきた著者たちが結集し、先走っていく世論に警鐘を鳴らす。
永井玲衣 著 四六判並製 268頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7274-3 C0095〔2021年9月〕 「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。さあ、あなたも哲学の海へダイブ!
綿野恵太 著 四六判並製 256頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7275-0 C0036〔2021年9月〕 トランプ当選をいまだに信じるひとに、Qアノン信者。世界を操るのはディープステートで、コロナワクチンにはマイクロチップが……。なぜかくもフェイクニュースや陰謀論が後を絶たないのか? それは私たちが「バカ」だから! 最新の進化心理学、認知科学の知見に基づいてその脱出口を探る長編評論。
ドゥニ・カンブシュネル 著 津崎良典 訳 四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7268-2 C0010〔2021年9月〕 「〈我思う、故に我在り〉は大発見」「人間の身体は単なる機械」「動物には何をしたっていい」……ぜんぶ誤解だった! 世界的権威が21の「誤解」を提示、デカルトにかけられた嫌疑をひとつひとつ晴らしていく。硬直したデカルト像を一変させるスリリングな哲学入門。
いずみ朔庵 著 ポーラ文化研究所 監修 四六判変型上製 232頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7276-7 C0077〔2021年9月〕 江戸風俗×現代美容!? なぜか一緒に暮らすことになった江戸美人ちゃんと現代女子ちゃん。それぞれの価値観や好みを否定せず、時に共有しながらおしゃれや趣味を楽しむ様子を描く、江戸おしゃれ入門! ポーラ文化研究所サイトの好評連載が、待望の書籍化。
中村政人 著 四六判並製 316頁 定価:2,530円(本体2,300円) 978-4-7949-6978-1 C0070〔2021年9月〕 「アート」と「産業」と「コミュニティ」の掛け合わせで、「社会文化資本力」を生み出せ! コトを起こすプロジェクトとしてのアートを追究してきたアーティスト・中村政人が考えるアートプロジェクトの原理とは。アートと社会と文化資本の未来をめぐる原理論。
吉本隆明 著 A5判変型上製 554頁 定価:7,150円(本体6,500円) 978-4-7949-7126-5 C0395〔2021年8月〕 『ハイ・イメージ論』の続編「IV」ともいうべき『母型論』と中東湾岸戦争についての発言などを収める。単行本未収録6篇(「些事を読みとる」「鶴見さんのこと」「太宰治を思う」ほか)。月報は山崎哲さん(劇作家)、菅原則生さん(『続・最後の場所』)、ハルノ宵子さん(作家・漫画家)が執筆。第27回配本。
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