アナベル・ウィリアムズ 著 田中恵理香 訳 四六判並製 352頁 定価:2,860円(本体2,600円) 978-4-7949-7423-5 C0036〔2024年5月〕 現在のペースだと男女間の賃金格差を解消するためには257年かかる――。もし、自分が一生、男性よりも収入が少ないと知っていたら? 今日、女性であることはそうなる可能性が高いことを意味し、男女の間にはいまだに大きな格差が存在している。格差が生まれる根本原因と平等に向けた具体策に迫る。
トーマス・ジョイナー 著 宮家あゆみ 訳 四六判並製 336頁 定価:2,420円(本体2,200円) 978-4-7949-7419-8 C0011〔2024年5月〕 自殺問題についての第一人者が、豊富な臨床データと心理学の知見に基づき、男性の孤独死を避けるための処方箋を提示する実用書。必死に働いて生きてきたのに、気がつくとまわりには誰もいなかった……。そんな事態になりたくない人は、手にとってみてください。
尾久守侑 著 四六判並製 224頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7424-2 C0095〔2024年5月〕 精神科医として約10年、つねに頭をフル稼働させて格闘する日々を送る著者。「切り捨ててしまったかもしれない部分をもう一度検討し直せる “倫理的なサイコパス” に私はなりたい――」H氏賞受賞の詩人としても活躍する医師による、ユーモラスで大まじめな臨床エッセイ。
稲葉振一郎 著 四六判並製 608頁 定価:4,180円(本体3,800円) 978-4-7949-7417-4 C0010〔2024年5月〕 現代日本が誇る不世出の社会哲学者・稲葉振一郎の膨大な仕事、広大な関心領域を一望のもとに収めた初の対談集。人間とはいかなる存在か? AIや動物は? そして社会はどこへ向かうのか? 本書初出6本を含む白熱の対論12本!
このたび、榎本空訳『母を失うこと――大西洋奴隷航路をたどる旅』が、『台湾漫遊鉄道のふたり』楊双子/三浦裕子訳(中央公論新社)と共に、第10回 日本翻訳大賞を受賞しました。
由美村嬉々 文 羽尻利門 絵 AB判上製 36頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7432-7 C8795〔2024年9月12日発売予定〕 いつかぼくは、人工呼吸器をつけた気象予報士の第1号になるんだ! 中学2年生の主人公は、生まれつきの筋肉の病気で人工呼吸器と車いすの生活を送っている。ハンディキャップがあっても、いつか仕事につき母親を楽にしたいと願う彼は、「気象予報士」にひそかなあこがれを抱いていた……。メディアでも紹介された実話にもとづく物語。
イアン・ボーデン 著 市井吉興 監訳 塩見俊一、住田翔子、豊島誠也 訳 B5判並製 380頁 定価:4,950円(本体4,500円) 978-4-7949-7440-2 C0076〔2024年9月12日発売予定〕 スケートボードは、人生を楽しむ技芸だ。1960年代、アメリカ西海岸のサーフカルチャーから始まったスケートボードは全世界に広まる。誕生から60年以上にわたる歴史を、ギア、メディア、大会、都市、アティチュード……、あらゆる側面から、豊富な写真・ビデオ、スケーターたちの証言とともに辿る。
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