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11社共同企画 「四六判宣言」 第12弾

毎年恒例!出版社11社と書店様の共同企画「四六判宣言―文庫では読めない本たち―」

今年で12回目を迎えます。今年のタイトルは「まだまだ読みたい。」 各社選りすぐりの本を集めました。



遺品

遺品

――あなたを失った代わりに

柳原三佳
B6判 128頁
定価:1,540円(本体1,400円)
978-4-7949-6768-8 C0095 〔2011年〕
遺品――。それは、高価なものでも珍しいものでもないけれど、かけがえのない、大切なもの。流れていた時間は止まってしまっても



『植草甚一 ぼくたちの大好きなおじさん』内容紹介

植草さんが生まれて100年。この先100年たっても植草さんを忘れない……この本にはそんな特別な思いがこめられています。植草さんがいま生きていたら何を考えているか、生誕100年を機に、各界でご活躍の方々が植草さんについての…



『写真論』30年 近藤耕人

スーザン・ソンタグが初めて来日した1979年は、批評家として、作品批評を伝記的歴史的、あるいは様式的批評から解放・独立させ、作品それ自体にその意味と価値を発現させるというラディカルな姿勢で戦闘的な批評論を展開し、ヴェトナ…



『東京モンスターランド』刊行記念 榎本了壱さん随想

榎本了壱 著 「東京モンスターランド」

◆詩を書く少年がいた 「人類函」という詩を書いたことがある。一辺800メートルの立方体のアクリル製透明人類函(ばこ)に、地球上30億人の生人間(全人類)が次々と入っていき、ひしめき合っている情景から詩は始まる。 遠くまで…



『手のなかのこころ』刊行記念 綿引展子さんに聞く

綿引展子 著「手のなかのこころ」

この9月に、作品集「手のなかのこころ」を小社より刊行した美術作家・綿引展子さんにお話をうかがいました。 どんなきっかけで美術をはじめられましたか? 版画をやっていた友人に「二人展をやろう」と誘われました。私には、画廊を借…



神沢利子さん講演会

第1回 ごらんのとおりの年寄りで、今年(2006年)82歳になりました。 いまどき82歳、まったくありふれた年で珍しくも何ともないのですけれど、年なりに頭も身体もだいぶ弱ってきたようなところがあるので、なるべくきちんと言…