吉本隆明著 A5判変型・上製 572頁 定価:6,930円(本体6,300円) 978‐4‐7949‐7101‐2 C0395〔2016年6月〕 第1巻には、壮大な思想の出発点を為す、戦前の府立化学工業学校時代、米沢工業学校時代、および敗戦直後の詩や散文を収録する。『和楽路』創刊号に掲載された詩三篇「桜草」「後悔」「生きている」、長編詩「(海の風に)」の初期形「(海はかはらぬ色で)」を初収録。第10回配本。
渡辺京二 著 四六判上製 248頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-6926-2 C0095〔2016年6月〕 最近、世界情勢がどうなっていくのか、日本はどうなるのか、憂国の議論が日本を覆っている。しかし85歳になって自分の一生を得心するにあたって、国の行方など、自分の幸福にはなんの関係もないことがわかってきた。熊本にいて、広く世界を見渡す賢人、渡辺京二の最新評論集。
この6月、『吉本隆明全集』第10回配本である第1巻が発売されます。その刊行を記念し、吉本さんの巨大な業績を振りかえるとともに、そこに残された、現代に接続可能な課題とは何かを探る、そんなテーマの連続講座を開催したいと思います。
ナカムラクニオ 著 四六判 240頁 定価:1,540円(本体1,400円) 978-4-7949-6925-5 C0095 〔2016年6月〕 これからはいくつかの小商いをかけ持ちして働く「パラレルキャリア」の時代。話題のブックカフェ「6次元」のオーナーが、これから訪れる「大複業時代」に向けて、新しい働き方の心得を説く実践テキスト。
瀬川正仁 著 四六判並製 248頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-6924-8 C0095〔2016年5月〕 先進国のなかで、飛びぬけて自死の多い国・日本。複雑に絡み合うその問題点を読み解き、自死をした人の家族会、医師、弁護士、宗教家など、問題にかかわっている多くの人びとを取材しながら、実態を明らかにする。
〈犀の教室〉 國分功一郎 著 四六判 276頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-6823-4 C0095 〔2016年4月〕 「何かおかしい」という直感から、政治へのコミットメントははじまる。哲学研究者が、さまざまな政治の現場を歩き、対話し、考えた思索の軌跡。民主主義を直感し、一歩踏み出すための、アクチュアルな評論集。
ニコラス・ウェイド 著 山形浩生、守岡桜/訳 四六判 344頁 定価:2,420円(本体2,200円) 978-4-7949-6923-1 C0098〔2016年4月〕 なぜオリンピック100m走の決勝進出者はアフリカに祖先をもつ人が多く、ノーベル賞はユダヤ人の受賞が多いのか? なぜ貧困国と富裕国の格差は縮まらないままなのか? 最新ゲノムデータを基に展開する、遺伝や進化が社会経済に与える影響についての大胆不敵な仮説。
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