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『バスラの図書館員』ほんとうにあった話

『バスラの図書館員―イラクで本当にあった話』

本を愛する人の絵本 『バスラの図書館員―イラクで本当にあった話』 ジャネット・ウィンター絵と文  長田弘 訳 〔2006年刊〕 B5判 32頁  定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-2042-3…



『古川ロッパ昭和日記』新装復刊!

古川ロッパ

古川ロッパは、昭和のはじめ、エノケン(榎本健一)と並び称された喜劇界のトップスター。 大食いの美食家で、身長168センチ、体重86キロの堂々たる体躯で劇場を沸かせていた。 中学時代より大の映画好きで、菊池寛の声かけから文…



祝 The who 来日! ピート・タウンゼンド『四重人格』復刊

The who(ザ・フー)とは…… ビートルズ、ローリング・ストーンズに続いて1964年、ピート・タウンゼンド(G)、ロジャー・ダルトリー(Vo)、ジョン・エントウィッスル(B、02年没)、キース・ムーン(Dr、78年没…



要石とは?

要石とは?


『そのこ』 詩・谷川俊太郎 絵・塚本やすし

危険で有害であり、子どもらしい成長を妨げる「児童労働」。その数は2億1500万人にものぼります。世界の子どもの7人に1人が自分の意思に反した労働を強いられているのです。 日本にいる私たちには関係がないと思っていても、チョ…



レビュー「フェルトリネッリ」

フェルトリネッリ

そのむかし一九二〇年代のソ連に『出版と革命』という月刊誌があったのを思い出し、いま大著『フェルトリネッリ』を読了して、フェルトリネッリの根本が分かった気がした。かつて〈出版〉と〈革命〉は新世界の両輪だった。本書のヒーロー…



レビュー「フェルトリネッリ」

フェルトリネッリ

「ジャンジャコモ・フェルトリネッリ・エディトーレ」長くて覚えにくいイタリアの出版社名が私の頭に残っていたのは、ロシア(当時ソ連)のボリス・パステルナークの『ドクトル・ジバゴ』を西側で初めて世に出した社だったからである。そ…