Archive: Page 25



ある大学教員の日常と非日常

ある大学教員の日常と非日常

――障害者モード、コロナ禍、ウクライナ侵攻

横道誠 著
四六判並製 264頁 定価:1,870円(本体1,700円)
978-4-7949-7332-0 C0095〔2022年10月〕
発達障害特性を持つ著者が、コロナ禍、ウクライナ侵攻の最中に、数々の苦難を乗り越え日本を出国し、ウィーンの研究者たちと交流し、アウシュヴィッツを訪問するまでの、めくるめく迷宮めぐりの記録。発達障害者には、日常もまた、非日常的な迷宮である。



「女の痛み」はなぜ無視されるのか?

「女の痛み」はなぜ無視されるのか?

アヌシェイ・フセイン 著 堀越英美 訳
四六判並製 352頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7334-4 C0036〔2022年10月〕
初期設定が男性になっている現状は、医療ケアにおいても例外ではない。自身の医療トラウマ体験をきっかけに、女性の痛み、特に有色人種の訴えがまともに受け止められない事実を、あらゆるデータ・記事・証言をもとに執筆。医療ケアにおける性差別・人種差別に切り込むノンフィクション。



『水中の哲学者たち』永井玲衣さんトークイベント ※このイベントは終了しました。

10/14(金)、『水中の哲学者たち』の著者、永井玲衣さんのトークイベントを開催します。日常の中に潜む疑問を切り取り、掬い上げる、永井さんの思考の一端に触れながら、うつろい、ゆらぎ、であっていく、哲学的な何かについて、思いを馳せてみませんか?



日本語からの哲学

日本語からの哲学

――なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか?

〈犀の教室〉平尾昌宏 著
四六判並製 312頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7327-6 C0010〔2022年9月〕
〈である〉と〈です・ます〉、二つの文末辞の違いを掘り下げていった末にたどり着いたのは、全く異なる二つの世界像=哲学原理だった。日本語で哲学することの可能性を追求した画期的な論考。



フェミニスト・シティ

フェミニスト・シティ

レスリー・カーン 著 東辻賢治郎 訳
四六判並製 282頁 定価:2,200円(本体2,000円)
978-4-7949-7329-0 C0036〔2022年9月〕
なぜ、ベビーカーは交通機関に乗せづらいのか? 暗い夜道を避け、遠回りして家に帰らなければならないのはどうしてか? 女性が当たり前に感じてきたこれらの困難は、じつは男性中心の都市計画のせいかもしれません。都市に組み込まれた社会的不平等を明らかにしながら、だれにとっても暮らしやすいまちづくりとはなにかを考える。



自由に生きるための知性とはなにか

自由に生きるための知性とはなにか

――リベラルアーツで未来をひらく

立命館大学教養教育センター 編
A5判並製 454頁 定価:2,420円(本体2,200円)
978-4-7949-7321-4 C0095〔2022年9月〕
差別ってなんだろう? 自分の“好き”を見つけるには? 経済乱世をどう生きる? ――自分のモヤモヤを問いに変え、他者とともに考えはじめたとき、自由な未来への扉がひらく。第一線で活躍する専門家が集結、学問領域を越えて、自由に生きるための知性を語り尽くす。



ママにはならないことにしました

ママにはならないことにしました

――韓国で生きる子なし女性たちの悩みと幸せ

チェ・ジウン 著 オ・ヨンア 訳
四六判並製 298頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7326-9 C0036〔2022年8月〕
ある日「1人ぐらい産んでおいたら?」と姉に言われ不安が止まらなくなった著者は、同じく「ママにならない」選択をした17人の女性たちに会いに行くことにする。出生率が「1」を切る現代の韓国で、子どもを持たずに生きる女性たちの悩みと幸せ。